四季の自然に囲まれた兼用護岸 景観に配慮したエコボックス施工事例 のご紹介

四季の自然に囲まれた兼用護岸 景観に配慮したエコボックス施工事例 のご紹介

四季の自然に囲まれた兼用護岸 景観に配慮したエコボックス施工事例 のご紹介





山口営業所の三上です。

四季折々の景色が美しい山口県長門市にある大寧寺。

その進入路でもある兼用護岸にて採用された大型ブロック エコボックス環境保全タイプの施工事例をご紹介いたします。


施工実績紹介
発注者:山口県長門土木建築事務所
工事名:平成30年度主要県道下関長門線(大寧寺橋)橋梁補修(防安交付金 長寿)更新工事第2工区
施工場所:山口県長門市深川湯本地内
製品:エコボックス 環境保全タイプ 750型
施工数量:

L=112m

工事概要:

主要県道下関長門線に架かる大寧寺橋、この橋梁補修に伴う河川改修として大型ブロック積が発注されたものです。

採用理由:

擁壁としての安定性・施工性はもちろんのこと、豊かな自然に囲まれた大寧寺への進入路を兼ねる兼用護岸であり、景観性を考慮する必要がありました。

エコボックス環境保全タイプは1.5㎡/個の大型ブロックであり施工性に優れるとともに、本石から型取りされた意匠で、より自然になじみやすい景観を構築し、壁面に設けられた開口部により植生や生物にも配慮していることを評価頂きました。

発注者様コメント:

エコボックスについては、施工業者から施工性が良いとの評価を聞いている。

今後、擁壁全面に植生が回復し、より良い景色となることを期待する。

施工業者様コメント:

岩着基礎、かつカーブ施工であったため最下段の施工は苦労したが、2段目以降は1.5㎡/個と大型であることが施工スピード向上に寄与した。


1.(エコボックス施工中)

中詰材は割栗石を充填することにより河川環境に配慮します。

胴込部へ鉄筋を配置し、コンクリートを打設することにより鉄筋コンクリート構造となります。


2.(エコボックス施工中)



3.(施工完了)


エコボックス上部にはプレキャストガードレール基礎(プレガードⅡ)が設置されています。

(令和2年3月撮影)


4.(施工完了)


エコボックス環境保全タイプは

 平均明度6.0以下

 テクスチャ―(輝度の標準偏差)平均13以上 です。


今後はエイジングにより、上流の石積み護岸の景観に、より馴染んでくるものと考えます。


5.(現地発生材の利用)


河床には現地発生の石礫をランダムに配置し、工事による河床の単調化を緩和するよう配慮頂きました。

土砂の堆積による河床の変化や植生の回復を期待したものです。


6.(紅葉シーズン)


紅葉の頃

令和2年11月撮影


7.(現在の様子)

石礫の配置による土砂の堆積や澪筋の形成により、施工直後と比較して、より自然に近い景観となりつつあります。

令和3年3月撮影


エコボックスは控え長を750~4000mmまで規格化しており、各ブロックを組み合わせることで最適な擁壁断面が構築でき大変経済的です。また、擁壁の中詰材には建設発生土などをリサイクル利用することで、環境への負荷を大幅に低減できます。

ご計画の際は、是非ご一報をお願いします。


製品情報

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