施工時の通行確保!張出歩道の施工事例 のご紹介

施工時の通行確保!張出歩道の施工事例 のご紹介

施工時の通行確保!張出歩道の施工事例 のご紹介





山口営業所の三上です。

今回は張出歩道+ベアリング横引き工法の施工事例をご紹介します。この現場では杭基礎上にH鋼レールを設置、ベアリング横引き工法にて施工した現場です。もちろん張出歩道は高耐久性コンクリート『ハレーサルト®』仕様です。


施工実績紹介
発注者:山口県長門土木建築事務所
工事名:平成30年度主要県道美祢油谷線道路改良・補正(防災安全交付金・合併・緊急)工事第22工区
施工場所:山口県長門市俵山地内
製品:ニューセーフティロード -H- NSR-15 ベアリング横引き工法
施工数量:

L=84m

工事概要:

主要県道美祢油谷線は、車両のすれ違いが困難な箇所や見通しが悪い箇所の解消を目指し道路改良が進められています。本事業により山陰道へのアクセス性の向上、北浦地域を周遊する観光ルートととして観光振興の効果が期待されています。

採用理由:

当該工事は俵山温泉近くの七重川沿いに張出歩道を設置する計画でしたが、道路拡幅中のため十分な作業スペースが確保できず、通常施工では作業時の通行止は避けられない状況でした。そのため現道の通行を常時確保したまま施工可能なベアリング横引き工法の提案を行いました。また製品仕様の変更にあわせて高耐久コンクリートであるハレーサルト®仕様を提案、採用に至りました。

施工業者様の声:

【請負業者さまの声】杭基礎上への張出歩道設置工の施工検討のため事前調整を要したが、懸案であった施工ヤードの確保、現道の通行確保など課題を解決できた。

採用したベアリング横引き工法は製品移動が予想以上にスムーズであり、興味深い工法であると思う。


1.(計画断面図)



2.(杭基礎施工状況)


張出歩道の施工に先立って、ダウンザホールハンマー工法により鋼管杭基礎が施工されました。


3.(H鋼レール設置)


基礎には杭頭および鉄筋があります。その上側に高さを微調整しながらH鋼レールを設置していきます。


4.(基礎完成)


基礎コンクリートの打設も終わり、製品据付前の状況です。写真手前側のカーブはR=180です。


5.(クレーン配置)


クレーンにてこちら側から製品を吊り込みます。製品背面へのクレーン設置が不要のため、施工中も道路の通行が可能です。


6.(ベアリング横引き工法)


クレーンにて基礎上へ吊り込み、施工機械にて据付位置まで移動中です。H鋼レールにはベアリング鋼球が敷き均しされています。


7.(施工状況)


8.(施工状況)




9.(据付完了)

底版グラウトモルタルを充填後、鉄筋を配置し、コンクリート打設を行えば据付完了です。

10.(供用開始)
その後、安全施設や舗装等の工事を経て供用開始。


ベアリング横引き工法は、製品を所定の搬入口より吊りおろし、ベアリング(鋼球)とウィンチまたは移動機械によりレールに沿って牽引し、敷設する工法です。障害物がある場所や狭い空間でも敷設が可能です。

ご計画の際は、是非ご一報をお願いします。


製品情報

張出し歩道床版ニューセーフティロードの製品情報はこちら

張出し歩道床版ニューセーフティロードの実績写真はこち

ベアリング横引き工法の製品情報はこちら

ベアリング横引き工法の実績写真はこちら


そのほかの営業イチ押しはこちらからご覧いただけます
営業イチ押しTOPへ