国道を横断するボックスカルバートの老朽化対策 実績紹介
ボックスカルバート老朽化対策 box in box 施工事例
今回は、鮎釣り等が盛んな西城川の河川維持修繕工事をご紹介させて頂きます。
本工事は、国道432号を横断して西城川に合流する箇所の河川維持修繕工事です。国道432号は交通量がとても多く、交通への支障が懸念事項としてありました。維持修繕対策を比較検討された結果、交通への影響を最も抑えられるベアリング横引き工法によるボックスカルバートの施工を採用頂きました。
施工でお困りの際は、是非ご相談ください。
すぐに駆けつけて提案させて頂きます。
施工実績紹介
発注者: | 広島県北部建設事務所庄原支所 |
施工場所: | 広島県庄原市川手町 |
採用理由: | 維持修繕工事は、3工法で比較検討となりました。 (1) 補修 (2) 架け替え (3) ボックスカルバートでベアリング横引き施工
|
施工業者様の声: | 国道432号は交通量がとても多く、施工中は片側通行となり、大型車も多いため施工が困難と思われました。実際には、ボックスベアリング横引き工法の施工スピードやH形鋼(レール)精度が良く、ギリギリではあったが無事に既設の中に施工出来て良かったです。 |
参考断面図
標準断面図
縦断図
施工実績写真
1. H形鋼(レール)とレール内のベアリング球の設置状況
H形鋼(レール)設置後、基礎コンクリートを打設し、レール内にベアリング球を設置します。
基礎工が長いのは、こちらにボックスカルバートを降ろすためです。
基礎内部にパイプを設置することで、上流に溜まった水を下流に流すように工夫されています。
2. ボックスカルバート施工開始
25tラフテレーンクレーンで製品を吊り上げ、下流側の基礎上部へ降ろします。
3.ボックスカルバート吊り下ろし状況
4. ボックスカルバート吊り下ろし状況
5. ボックスをレールへ設置し、ウィンチで引き込み
レール上に降ろされたボックスカルバートを2t用ウィンチで上流側へ引込みます。
6. ボックスカルバート4本目引き込み状況
4本目引込み。既設BOX(2000×2000)と引込BOX(1500×1500)の隙間はわずかですが、レールの設置精度が高く引込みが順調に進みました。
7. 据付完了
据付完了。底面との隙間にグラウトを注入し、既設ボックスとの隙間にも間詰めコンクリートを打設して補強を行います。
8. 施工完了
下流側にありました設置用の基礎工を撤去され、このように無事工事が完了しました。
ボックスベアリング横引き工法 その他の実績紹介
左:県道の拡幅工事 右:国道31号橋梁補修工事2分割ボックスカルバート
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