ボックスベアリング横引き工法実績紹介(2011年6月記事再アップ)

ボックスベアリング横引き工法実績紹介(2011年6月記事再アップ)

ボックスベアリング横引き工法実績紹介


広島県広島市


この現場を担当しました広島営業所の桝本です。

ご覧の通り手前が河川堤防、平行して3m程度の道路と水路が通る現場です。

右はマンションや駐車場、民家が密集しているところです。

道路を使っての製品搬入と据付が難しい現場なので、「ボックスベアリング横引き工法」を提案させて頂き採用されました。僅かな搬入スペースに合わせた供給体制を整えて頂いた施工業者、運送業者の皆様方に対し、厚くお礼申し上げます。

お陰様で60mのカルバートを2日間で据え付ける事ができました。


ボックスカルバートベアリング横引き工法とは

●底版のある比較的安定した製品を所定の搬入口から吊り降ろし、ベアリング(鋼球)と重機やウインチ等によりレール(H型鋼)に沿って移動させ、敷設する工法です。

●民家の密集した狭隘な場所や交通量の多い道路下、橋梁及び鉄道下の横断等の施工に最適です。


施工実績紹介
施工場所: 広島県広島市

工事概要:

狭隘な道路は緊急車両が進入できないため、既設の水路をボックスカルバートで付け替え、道路と共用できる構造とすることで必要な幅員を確保することが目的でした。サイズはB1600×H700 延長60mの直線区間です。掘削、撤去等を含め16日間で完了しました。
採用理由: 現場は道路も狭く、製品の搬入も通常の据付施工では難がありました。クレーンの移動も出来ないことから、一定の場所から吊り下ろして施工のできる「ボックスベアリング横引き工法」が採用になりました。
施工業者様の声: 出来高の鍵となるレール基礎の施工は精度を求められるため神経を使いましたが、予想以上のスピードと精度で施工で出来たことには大変驚かされました。
役所担当者様の声: 民家も近接している狭い場所での工事だったので、あまり長期間工事規制は避けたかったところです。予想以上の短期間工事で良かったと思います。


施工実績写真

1. 参考断面図


幅1600×高さ700のボックスカルバートの施工です。

製品下面には、予めレール上を滑るガイドが取り付けられています。


2. 製品据付前 基礎状況


H形鋼を埋め込んだ基礎コンクリートが完成しました。H形鋼にベアリング(鋼球)を敷き、製品のガイドを合わせて滑らせ所定の位置に移動させます。


3.ボックスカルバート横引き状況


下の横引きの動画をご覧ください。ゆっくりとスムーズに移動している様子をご覧頂くことができます。


4. 施工完了


延長約60mの区間を2日間で据付施工しました。


【続きの区間】


続きの区間は、折れ点が4箇所ありました。


折れ点が4箇所あるにも関わらず、延長29本を1日で据付施工しました。


横引きの動画


ボックスカルバートの横引き状況をご覧ください。

狭いところも小型重機ですいすい♪


<営業イチ押し製品>

ボックスベアリング横引き工法

ボックスカルバートを所定の搬入口より吊りおろし、ベアリング(鋼球)とウィンチまたは移動機械によりレールに沿って牽引し、ボックスカルバートを敷設する工法です。障害物がある場所や狭い空間でも敷設が可能です。


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