港湾工事の生産性向上の実現を目指して
国土交通省港湾局にて、港湾工事の働き方改革・担い手確保・生産性向上を図るため、「港湾工事におけるプレキャスト工法導入検討マニュアル(試行版)」が策定されました。
今後、現場においてプレキャスト工法の導入検討の試行が進められます。
本マニュアルでは、港湾工事においてプレキャスト工法の適用性を検討する際の評価方法として、従前からの経済性に加え、VfM(Value for Money)を用いて省力化や工期短縮、労務環境の改善などの視点を勘案した総合的な評価が可能な手法を示し、現場への適正な導入を図ることとしています。
プレキャスト工法
現場でコンクリートを打設して港湾構造物を構築する工法に替えて、当該構造物の一部又は全部を予め背後の作業ヤードや工場で製作したコンクリート部材(プレキャスト部材)を利用して構築する工法。
国土交通省中国地方整備局宇野港湾水島出張所
水島港玉島地区岸壁(-12m)築造工事(その6)(その7)
(外部リンク)
国土交通省:「港湾工事におけるプレキャスト工法導入検討マニュアル(試行版)」を策定しました~港湾工事の働き方改革・担い手確保・生産性向上の実現を目指して~
『2.2 プレキャスト工法導入検討の流れ』ではプレキャスト工法と現場打ち工法の適用性比較について、現場条件等からプレキャスト工法が明らかに有利な場合が例示されています。
評価項目においては、費用(コスト縮減)について50点、その他の評価項目において50点の配点となっており、「長期的な耐久性の確保(劣化・損傷の抑制、品質の信頼性)」では、「2 塩害の起こりにくさ」が評価項目に挙げられています。
ここでは弊社の保有する『ハレーサルト®』(超高耐久性プレキャストコンクリート製品用コンクリート)がご提案可能です。
桟橋用プレキャスト床版 | 塩害対応 プレキャスト床版 | プレキャスト床版は既設桟橋の更新での架け換え、ジャケット式桟橋との組合せが可能で、場所打ちに比べ早期に構築する事が出来ます。塩害対応製品です。 | |
港湾直立護岸パネル | 残置型枠工法 | 港湾直立護岸パネルは、被災・老朽化した岸壁を安全に短期間で復旧できる腹付工用プレキャストコンクリート残置型枠です。 | |
ハーバーキャップ | 塩害対応 大型矢板護岸ブロック | ハーバーキャップは、港湾などの海岸護岸に用いられる鋼管・鋼矢板の上部をプレキャストブロックで覆い、内部に場所打ちコンクリートを打設することで上部工を構築する塩害に対応したプレキャスト埋設型枠です | |
プレキャスト桟橋 | 塩害対応 プレキャスト桟橋 | プレキャスト桟橋(RC構造)は、現地に合せて製造した部材を組み立てることで、早期に桟橋を構築することができます。 杭頭部のプレキャスト化や、梁とスラブの組み合わせて桟橋上部工全体を構築する等の技術があります。塩害対応製品です。 |
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