通学路の安全対策 歩道整備の事例紹介
~ 子供たちが安全安心して利用できる通学路に ~
通学路に関する交通事故が相次いでいる現状から、平成24年5月、文部科学省より通学路の交通安全の確保の徹底について(依頼)が通知されました。
現在、各地域の学校、警察、道路管理者、また、各都道府県知事及び市町村長、教育委員会や関係機関の方々が協働して、通学路の安全点検を行い、安全確保に向けて対策が検討、実施されています。
安心安全な歩道整備に関する対策のご提案
今後、関係機関の方々のご協力、自らの交通安全に対する意識の向上と同時に、道路環境の整備等の対策が実施されていく中で、プレキャスト製品の活用で工期短縮し、経済的に実現できることをご提案します。
通学路の安全対策1
通学路の路側帯、路肩の拡幅をしたいとき
- 歩道がなく路肩が狭いので拡幅したい
- 拡幅したいが、民間の土地買収などが困難であり、小規模な拡幅で対応できないか
- 道路と平行して水路があり、水路を改修しなくてもすむように張り出し構造で対応したい
- バス停の待ち合い場所を確保したい
- 子供たちが安全に登下校できる通学路、歩道を確保したい
- 横断歩道の前後の待つスペースを確保したい
- 交差点付近の見通しを良くしたい
- 自転車は原則、車道側を走行するが、路側帯が狭く危険なため、車道の一部を拡幅したい
張り出し構造のプレキャスト製品で用地を確保できます
通学路の路側帯、路肩の拡幅 一例
現道の通行を確保し、擁壁を構築して歩道を拡幅します
通学路の安全対策2
歩道と車道の分離したいとき
専用のガードレール基礎で最小限の用地で施工できます
歩道と車道を物理的に分離させることで、安心して歩道を歩くことができます。
外側線(白い線)をひく、歩道のカラー舗装とすることで視覚的に意識させるなど対策も効果的であると思われますが、児童の連れ去りを防止する効果も考慮し、ガードレール、ガードパイプ、歩道柵、植栽、縁石で分離させる方法がより安全な対策となります。
衝突荷重載荷実験
ガードレール基礎「スクラムガード」は、衝突荷重載荷実験により安全性の確認をしています。
専用のガードレール基礎のポイント
- コンパクトな形状のため、用地が最小限に抑えられます。
- 軽量なため、施工歩掛りが抑えられ、経済的に設置することが可能です。
- プレキャストなので、施工後すぐに交通開放することができます!
通学路の安全対策3
車が歩道側に逸脱した場合、運転者に注意を促したい
運転者が居眠りして、歩道部に接近したら・・・!
微振動機能付き側溝「あんしんバリアー工法」(NETIS:HR-110017-A)は居眠り運転や脇見運転で歩道部に接近した逸脱車両の運転者に微振動を与えて注意を促すことが可能です。側溝上部が突起構造となっています。
また、音が側溝内を伝わって、歩行者にも早く知らせることができる機能もあります。
※あんしんバリアー工法は、日経コンストラクション2012.10.8にも掲載されています。
側溝上部の突起構造
安全安心な通学路の確保で道路整備をご検討の場合は、お気軽にご相談ください。
現場にあった施工工法をご提案させていただきます。
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