ハイウォールベアリング横引き工法実績紹介(2012年3月記事再アップ)

ハイウォールベアリング横引き工法実績紹介(2012年3月記事再アップ)

ハイウォールベアリング横引き工法実績紹介


岡山県和気郡


今回は道路用L型擁壁「ハイウォール」をベアリング横引き工法で施工した実績をご紹介します。
今回の工事でベアリング工法を採用頂いたことで、延長168mを5日間で施工、据付工期約3割短縮することができました。交通量の多い所でもあり、最終的にも早期道路開放ができたことに満足しています。

施工実績紹介
発注者:岡山県備前県民局東備地域事務所
工事名:国道374号公共道路工事
施工場所:岡山県和気郡和気町益原地内
工事概要:当該現場は、岡山県の東方に位置し、一級河川吉井川沿線を南北に通過する道路で、近隣には鵜飼谷温泉があります。本工事は吉井川の洪水に備え、河川沿道を嵩上げすることを目的として行われました。特に本区間部分は道路高さが低く、洪水時の越流の可能性が最も高い箇所でもあります。
採用理由:本国道は、比較的交通量が多く工事中は極力「通行止め」をしたくない・・・という条件がありました。従来の施工では、設置と平行にクレーンを移動しながら施工するため、アウトリガーの張り出しから道路全面を使用しなければなりません。「ベアリング横引き工法」による施工は、所定の場所にクレーンを配置し、到達位置までレールで製品を移動することが出来るため、片側車線の占有で据付施工ができます。また、レールの設置精度が良ければ構造物(ハイウォール)の据付精度も良くなります。これらの優位性から採用となりました。
施工業者様の声レール基礎の施工には精度を求められ神経を使いましたが、その後の据付施工は予想以上の速さで行なえましたので良かった・・・とのお言葉を頂きました。
施工計画イメージ図



施工実績写真

1. 基礎工


レール設置状況。この後ベースコンクリートを打設します。


2. 基礎工


コンクリート打設後のレール基礎状況


3. 製品搬入


搬入時には横に寝かせた状態で届きます。

その状態でトラックから廃タイヤ上に降ろします。

写真は、ハイウォールを起こしているところです。


4.  据付状況


L型擁壁を発進部のレールに吊り降ろしています


5. 製品運搬


製品(ハイウォール)運搬状況。 スムーズに移動できました。


6. 埋め戻し後の状況


この後、天端の高さまで道路が嵩上げされます。


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