横引き施工による張り出し車道の拡幅事例
岡山県赤磐市
今回は、張り出し車道 ロードプラスをベアリング横引き工法で施工した実績をご紹介致します。
河川に沿った狭い道路で大型車両のすれ違いが非常に困難なため張り出し車道 ロードプラスで待避所を施工されました。
施工時に通常施工で使用される重機が入らないことから、ベアリング横引き工法で施工されました。
施工業者様の段取りがよく短期間で設置することができました。大変有難う御座いました。
施工実績紹介
発注者: | 岡山県備前県民局 東備地域事務所 |
工事名: | 県道藤原吉井線 2-10- 単県 道路工事 |
施工場所: | 岡山県赤磐市河原屋地内 |
製品: | ロードプラス 1750型 (20本) |
施工延長: | 拡幅前 約4m → 拡幅後 約5.5m |
工事概要: | 河川沿いの狭い道路で大型車同士のすれ違いが困難なため、待避所を設ける道路拡幅工事です。 山側は岩で掘削出来ないため、河川側に張り出して待避所を設けます。 |
採用理由: | 製品選定:ロードプラス 河川断面を侵さないで護岸を壊す事なく道路側から施工できるため張り出し車道ロードプラスを採用していただきました。 工法選定:ベアリング横引き工法 道路幅が狭く製品据付する重機が入らないことから、ベアリング横引き工法を採用していただきました。 |
施工業者様の声: | ロードプラス設置位置の協議に時間を要したが、決定以後の施工は短期間にて製品据付を完了できました。 |
参考断面図
施工実績写真
1. 施工前
拡幅前は道路幅が狭く、大型車同士のすれ違いが困難な状態でした。 (道路幅4m)
張り出し車道ブロックロードプラスを施工して河川側に張り出して待避所を設けます。
写真は掘削時の状況です。
2. 施工中
道路幅が狭く通常施工が困難なため、ベアリング横引き工法で施工します。
基礎にはベアリング横引き用のレールを設置して基礎コンクリートを打設しています。
置換えコンクリート工
基礎工(台座コンクリート)
仮設工(レール設置)
基礎工(台座コンクリート)
大型クレーンを配置して一箇所からロードプラスを搬入します。
安全に留意しながら、ロードプラスに高さ調整ボルトを取り付け、両側レール内に配置しているべアリング球上に敷いた鉄板の上に製品を吊り降ろします。
ミニバックホウで製品を押している状況です。
高さ調整ボルトで調整しながら製品を据付け、胴込め鉄筋を配筋、コンクリートを打設して一体化します。
写真は目地部の施工状況です。
3. 施工完了
ロードプラスによる張り出し状況です。
舗装をかけ、防護柵の設置して施工完了しました。
大型車同士のすれ違いが可能な待避所ができました。
今回の現場では、ロードプラス1750タイプを使用して、有効幅5.5mを確保しました。
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