河川根固めブロックのご紹介

河川根固めブロックのご紹介

河川根固めブロックのご紹介



 今回は、施工性に優れた河川根固めブロックをご紹介します。河川根固めブロックの製品規格は、1t用、2t用、3t用・・・というように製品質量で分けられています。

 製品質量で分類されているため、どのブロックも同じサイズ・・・と思われやすいのですが、弊社開発製品「スクエア」は空洞を設けた形状で支配面積が広いため、一般的な現場製作ブロックと比べて施工スピードが速く、経済的になります。


 現場製作ブロック2t用は製品一辺長が1.5mに対して「スクエア」は製品一辺長が2.0mと大型です。


  写真:スクエア2t用



  図:標準平型ブロック(現場製作ブロックの例)


●自然生態系にやさしい

 スクエアは根固めとして護岸の崩落防止や河床全体の洗掘防止などの治水機能に加えて、自然生態系への配慮が可能です。

 ブロック内部に広い空間を設けており、潜水士による魚類調査を行ったところ多くの生物が生息していることを確認しています。


内部の広い空間は岩陰と同じように魚類や底生生物に利用をされています。


< スクエア追跡調査報告書 - 考察より >

 瀬の中設置されたスクエアは、いわゆる流れの中にある大きな岩のような存在となっており、障害物を好む魚種や稚魚にとって良好な生息場所となっている。

 特に、スクエアには内部に魚巣としての機能を持たせるために空隙部が設けられているが、この空隙内には周囲の早い流れが抑制された適度な流れと目陰部分が形成されており、岩の陰や草陰を好むカワムツにとって、格好の生息場所となっていた。また、内部に堆積している岩の隙間には、ムギツク、ギンブナ、タナゴ類も見られ、周囲に比べて良い環境となっていると考えられる。(外部委託調査 岡山県旭川にて)


施工実績





橋脚根固め橋脚根固め



河床低下防止河床洗掘防止


以上より、スクエアは現場製作ブロックに比べて次の特長があります。

スクエアの特長>

 特長1.同じ面積を施工する場合は支配面積が大きいので施工スピードが速い。

 特長2.同じ面積を施工する場合は使用製品個数が少なくコスト縮減となる。

 特長3.生物が生息できる空間を確保できる。


河川根固めブロックをご検討されている方は最寄の営業所まで是非ご一報ください。

会員ログイン

会員登録フォーム

営業イチ押し

敷鉄板を併用し施工中の交通開放を可能とした車道拡幅 のご紹介

大阪営業所の今石です。
今回は、山間部の生活道の車道拡幅施工事例を紹介いたします。

技術情報

2024年10月08日 

【第18回ミリタリーエンジニアテクノフェア】に出展しました!


2024年07月23日 

グリーンインフラとは? 要素技術 のご紹介 を更新しました。


2024年06月24日 

NETIS:令和6年度の有用な技術として「ハレーサルト張り出し歩道」が準推奨技術として選定されました。(外部リンク:国土交通省 報道発表資料)


2024年01月17日 

【お知らせ】根固め工 力学的安定の照査法に関する修正について


2023年12月26日 

日建連2023にて土木賞を受賞しました。


新着情報

2024年11月25日 

12月4日(水)~6日(金) SDGs Week EXPO 2024 エコプロ (第26回) に出展します。


2024年11月10日 

2024年11月20日~21日 先進建設・防災・減災技術フェア in 熊本 2024 に出展します。


2024年10月18日 

ランデスは「第19回 日本オオサンショウウオの会 広島大会」に協賛しています。(PDFリンク)


2024年10月10日 

2024年10月30日~31日 建設技術フォーラム2024inちゅうごく 防災・減災、国土強靭化とインフラDXに出展します。


2024年10月07日 

ランデスは【IPPO IPPO NIPPON プロジェクト】に協賛しています(PDFリンク)