コンクリート製品の塩害対策事例集
■超耐久性コンクリート「ハレーサルト®」を使用しています。
事例1.コンクリート床版の塩害対策(岡山県)
海岸沿いの床版が塩害により老朽化したため、ハレーサル®スラブで架け替えられました。
事例2.コンクリート床版の塩害対策(広島県)
海岸から数十mの場所で塩害により老朽化したため、ハレーサルト®スラブで架け替えられました。
事例3.コンクリート床版の塩害対策(広島県)
海岸沿いの道路床版が塩害のため老朽化し、エポキシ樹脂塗装鉄筋を使用したハレーサルト®スラブで架け替えられました。
事例4.コンクリート床版の塩害対策(広島県)
島の水路に架かる橋が塩害で老朽化し、ハレーサルト®スラブで架け替えられました。
事例5.コンクリート床版の塩害対策(広島県)
海岸線からは離れているため、塩害対策の必要がない個所であるが、既設橋梁は塩害により劣化していたため塩害に強いハレーサルトスラブで架け替えられました。
事例6.コンクリート床版の塩害対策(広島県)
山間部の歩道拡幅において融雪剤による塩害に強いハレーサルト®スラブが採用されました。
事例7.コンクリート床版の塩害対策(鳥取県)
日本海岸沿いの国道維持工事において塩害に強いハレーサルト®スラブが採用されました。
事例8.ボックスカルバートの塩害対策(愛媛県)
河川にかかる道路橋の改修工事において、汽水域のため塩害に強いハレーサルト®ボックスカルバートで施工されました。
事例9.ボックスカルバートの塩害対策(広島県)
宮島へ渡る宮島口港の船着場埋め立て工事において、塩害に強いハレーサルト®ボックスカルバート施工されました。
事例10.ボックスカルバートの塩害対策(山口県)
関門航路土砂処分場護岸築造工事において、塩害に強いハレーサルト®ボックスカルバートが施工されました。
事例11.ボックスカルバートの塩害対策(鳥取県)
名和海岸施設修繕工事において、塩害に強いハレーサルト®ボックスカルバートが施工されました。
事例12.ボックスカルバートの塩害対策(島根県)
美保関漁港において塩害に強いハレーサルト®ボックスカルバートが施工されました。
事例13.ボックスカルバート、スラブの塩害対策(兵庫県)
海岸で使用されるコンクリート床版の架け替え工事において、塩害に強いハレーサルト®ボックスが採用されました。
工期短縮のため基礎コンクリートをハレーサルト®スラブで施工されました。
事例14.沿岸の岸壁改修の塩害対策(青森県)
岸壁の老朽化に伴い海側を埋め立てて拡張する工事です。
塩害対策としてハレーサルト®製のプレキャスト残存型枠で施工されました。(製品名:ハーバーキャップ)
事例15.鋼矢板護岸の塩害対策(宮城県)
鋼矢板の上部コンクリート工のプレキャスト型枠としてハレーサルト®ハーバーキャップが施工されました。
ハレーサルト®施工実績MAP
近年、社会インフラ維持管理の観点からコンクリートの耐久性検討の重要性が高まっています。
塩害とは
社会基盤材料の主材料であるコンクリート構造物はさまざまな劣化作用を受けるため,コンクリート構造物の耐久性を予測するためには,塩害,中性化,凍結融解,アルカリ骨材反応,化学的侵食等の劣化メカニズムにおける劣化因子の浸透予測が重要となります。中でも塩害はコンクリート内部の補強材の耐久性に大きく関係し,劣化因子である塩化物イオンの浸透予測はコンクリート構造物の耐久性を予測する上で最も重要と考えられます。塩化物イオンに代表される劣化因子がコンクリート外部から浸入し内部補強材位置まで到達すると補強材の劣化が進行するため,コンクリート構造物の劣化は言い換えればコンクリート内部補強材の劣化であり,コンクリート構造物の最終的な耐久性は内部補強材の劣化度で表現できると考えられます。
コンクリートの塩害は,コンクリート中の鋼材の腐食が塩化物イオンの存在により促進され,腐食生成物の体積膨張がコンクリートにひび割れやはく離を引き起こし,鋼材の断面減少などを伴うことにより構造物の性能が低下し,構造物が所定の性能を果たすことができなくなる現象です。鋼材位置におけるコンクリート中の塩化物イオンが発錆限界値を越えた場合,鉄筋周囲の不動態皮膜が破壊され,鉄筋表面では腐食が始まり,鉄筋が腐食膨張してかぶりコンクリートのはく離,はく落の外観損傷を生じます。塩害の原因である塩化物イオンは,海砂使用等により当初から含有している場合と外部環境によって建設後にコンクリート表面から浸透拡散する場合があります。一般的に鉄筋腐食を生じる発錆限界値は全塩化物イオン量で1.2kg/m3 とされており,外部環境から浸透してくる場合,早い段階で塩分の供給を遮断することで対策が可能な場合もありますが,実構造物に外観変状が顕在化してから,含有塩分を完全に除去せず,塩分や酸素等の鉄筋腐食要因の侵入を遮断して,損傷進行の抑制を期待した表面被覆工法によって補修した構造物では高い確率で再損傷が生じた事例も多く見られます。
コンクリート構造物の塩化物イオンに関する浸透予測の解明はコンクリート構造物の耐久性,供用後の維持管理,補修・補強方法の検討を行う上で特に重要となります。コンクリート標準示方書[施工編](2012年制定)では,塩化物イオンの侵入に関するコンクリート構造物の性能照査にあたり,耐用年数時点の鋼材位置において誤差関数を用いたFickの第2法則に基づく拡散方程式の解を用いて推定した塩化物イオン濃度に着目しています。これはコンクリート表面における塩化物イオン濃度を一定として解いた解であり,最も一般的に用いられます。
実際のコンクリートの劣化事例を挙げます。
塩害によるコンクリートの劣化例
このように老朽化した橋梁を含めた膨大な社会インフラを維持管理してくためには経済的な対策を講じていかなければなりません。
コンクリート製品の塩害対策については次の方法があります。
コンクリート製品の塩害対策例
コンクリートの塩害対策としては、かぶりを増加させる方法、エポキシ樹脂塗装鉄筋の使用やコンクリート表面塗装のほか、ハレーサルトのように緻密コンクリートを用いる方法があります。それらを併用する場合もあります。
ハレーサルトは建設技術審査証明、NETISに登録されている高耐久性コンクリートです。
高炉スラグを用いた水結合比の低い緻密なコンクリートであるため、高い塩害抵抗性を発揮し、塩化物イオンの見かけの拡散係数は普通コンクリートの1/6以下、設計耐用期間は5倍以上です。
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