国土交通省「コンクリート生産性向上検討協議会」にて大型構造物へのPCa製品の導入促進を検討
中国四国農政局:大型門型カルバート
第10回コンクリート生産性向上検討協議会の結果を受け、令和3年3月25日付けで添付の「コンクリート構造物の設計・施工段階における生産性向上の取組について(国技建管第25号)」が発出されました。
内容は以下の通りです。
1.現場打ち施工における流動性を高めたコンクリートの活用
(1)コンクリート構造物の設計業務の成果品へのスランプの記入
2.プレキャストコンクリートの生産性向上に関する取組
(1)「土木工事に関するプレキャストコンクリート製品の設計条件明示要領(案)」(H28.3)の適用【小型コンクリート構造物】
(2)特殊車両により運搬可能な規格のコンクリート構造物については、原則、プレキャスト製品を使用する【中型以上のコンクリート構造物】
3.その他
(1)コンクリート工の生産性向上に資する各ガイドラインの活用
(2)プレキャスト工法活用事例集の活用
この文書は以下のURLでも公開しています。
国土交通省:コンクリート工における生産性向上(外部リンク:別窓)
コンクリート構造物の設計・施工段階における生産性向上の取組について(外部リンク:別窓PDF)
国土交通省土木工事におけるプレキャスト工法の活用事例集(R2.3)(外部リンク:別窓PDF)
また、2020年7月31日、国土交通省「コンクリート生産性向上検討協議会」第9回会合におきまして、大型構造物へのPCa製品の導入促進の検討を提示されました。
国土交通省:コンクリート生産性向上検討協議会(外部リンク:別窓)
コンクリート工の生産性向上を目指す同会では、小型のPCa製品使用率(95%)に対し、中型、大型のPCa製品の使用率が低いことが運搬上の制約等に課題があるとし、特車にて運搬可能な中型、大型の規格をPCa製品に置き換えることで、本体、仮設等の工事費の削減を目指します。
今後は、現場打ちとプレキャストの比較において、最安値の工法ではなく、最大価値となる工法を選定する「Value for Money」概念の導入を検討すると示されました。
国土交通省:コンクリート生産性向上検討協議会(第9回・令和2年7月31日) 資料より
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