ビッグボックス実績紹介
今回は、大型プレキャストボックスカルバート「ビッグボックス」の施工実績を紹介します。
岡山県津山市
イチ押し製品「ビッグボックス」をご紹介します。
「ビッグボックス」は最大内幅11m程度の大型のボックスカルバートを構築することができます。ブロックは、1枚の頂版スラブに両側に立てるスタンドウォール2本の3分割ボックスカルバートです。(底版部は現場打ち)
本現場では大型トレーラーにて搬入し、大型クレーン(120t吊り)を使用して施工しました。事前に施工場所の搬入路や待機場所及び架線の状況等調査し、打ち合わせを入念に行うことで速やかに施工が進み、予定通り据付作業は3日で完了することができました。
この程度のスパンであれば、短スパン橋よりもトータルコストでは優位になる場合がありますので、是非比較検討の一つに加えて頂ければと思います。
参考断面図
施工実績紹介
施工場所: | 岡山県津山市 |
数量: | 11.0m×4.5m L=15m(15本) |
工事概要: | 現場付近の県道は、施工前は1車線幅員の狭小な道路で大型車両が通過する際、離合し難い状況にありました。本工事は、橋梁改修がメインでそれに伴う河川護岸の整備と河川をまたいだ区間の道路改良工事です。既設の橋梁は幅員も1車線と狭く、またかなり老朽化していたことからこれを撤去し、新設する工事となりました。 |
採用理由: | 詳細設計の段階ではビッグボックスとプレテンション方式単純床版橋、現場打ちボックスカルバートの3案により比較検討され直工費ベースでのコストでは現場打ちボックスカルバートが優位でしたが、工事中の仮設費用等々考慮した結果、プレキャスト構造の「ビッグボックス」とほぼ同等の工事費となり、工事期間も大幅に短縮(現場打ちボックスに比べ1/5~1/6程度)できることから本技術の採用に至りました。 |
お客様の声: | 工期短縮が図れ、通行止め期間が短く助かりました。 |
施工実績写真
1. 施工中
トップスラブ、スタンドウォールの3分割ボックスカルバートです。
底版に現場打ちコンクリートを打設し一体化します。
2. トップスラブ施工中
トップスラブの重量は17t。
大型クレーン(120t吊り)で据え付けます。
底版配筋後、コンクリートを打設して完了です。
3. 施工完了
一月程度で施工完了しました。
他の現場打ちを必要とする工法に比べて 1/5~1/6の工期です!
4. 施工完了
カルバート内部も護岸ブロックで連続施工しているため、
一見橋梁で施工したようにも見えます。
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