靭性モルタルライニング工法実績紹介 (2011年8月記事アップ)

靭性モルタルライニング工法実績紹介 (2011年8月記事アップ)

靭性モルタルライニング工法実績紹介


和歌山県紀の川市


ランデス特殊工事株式会社の田渕です。

今回はイチ押し工法として、水路の補修工法「靭性モルタルライニング工法」をご紹介します。

この靭性モルタルは、一般的な繊維入りポリマーセメントと比較して2~3倍程度の繊維量を配合していることから、ひび割れに対する抵抗性が非常に高い材料です。

コンクリート構造物の補修のことなら何でもお気軽にご相談ください!いつでも、何処へでもお伺い致します。





こ、こんなに曲げても割れません。


微細なひび割れは発生していますが、壊れて落ちません。

この写真は、4点載荷曲げ強度試験を行っている状況です。


複数微細ひび割れ型繊維補強セメント複合材料


日本コンクリート工学協会の「高靭性繊維補強セメント複合材料の性能評価と構造利用研究委員会」で研究され、その後、土木学会コンクリート小委員会で更なる研究を重ねられた最新技術の材料です。


★ 素朴な質問 ★ 水路の補修工法ってどんなものがあるの?

水路の補修工法は大きく分けて、製品を施工する工法と現場で仕上げる工法の2つに大別され、それぞれに有機系と無機系に分類できます。

レジンコンクリートや繊維モルタルパネルなどの無機系製品の施工は、強固な構造物が構築できる利点はありますが、厚さが30~50mmと厚くなることから通水断面に影響する可能性があります。

有機系材料の施工は、①施工厚さが薄い、②粗度係数が小さい、③遮水性が高い、などの利点があります。

一方、①漏水や雨水の影響を受け付着力が低下する、②遮水性が高いことで背面水の影響を受け肌別れを起こしてしまう、等の事例もあります。

以上のことから一般的な現場条件下では無機系材料の施工が採用されており、主に繊維入りポリマーセメントによる吹付けまたは、コテ施工となっています。セメント材料は薄くすればするほど乾燥収縮の影響を受けひび割れが発生しやすくなりますが、その課題を解決するために有機系の繊維が混入されています。


施工実績紹介
発注者:農林水産省近畿農政局 大和紀伊平野農業水利事業所
工事名:紀伊平野国営幹線水路等(荒見井連絡水路その8)改修工事
施工場所:和歌山県紀の川市荒見、遠方地内
工事概要:本事業は紀伊平野国営幹線水路の老朽化に伴う水路補修工事です。既設水路はひび割れ等が顕著に見られ、遮水性機能も失われつつあることから平成13年度から補修工事が進められ、平成17年度頃から本格的に繊維入りポリマーセメントによる水路補修が行われてきました。
採用理由:これまでは有機系の材料での補修は、薄く通水能力も高いなどの利点で採用されてきましたが、背面水の影響で肌分かれを起すといった事例から、最近では無機系の繊維入りポリマーセメントでの補修が一般的となり、試験施工等の結果から繊維量が最も多く含まれている靭性モルタルによるライニング工法が採用となりました。
地元改良区の方:数ある繊維入りポリマーセメント材料の中でも、この靭性モルタルはひび割れが発生しないので安心。と高評価を頂きました。


施工実績写真

1. 着工前状況


全体は1100m2施工。

水路幅3m、水路高1.5m、移動距離20m程度で日施工目標120m2を施工します。


2. モルタル吹付け工 施工状況


ウォータージェット目地粗し等で下地処理を行います。

その後、モルタル吹付け工として、モルタル吹付け・均しこて・皮膜養生材塗布・左官仕上げを連続で行います。


3. 補修完了


22年度は雨が少なく順調に施工が完了しました。

有機系の材料と異なりモルタルライニングは、コンクリート面が完全にドライでなくても品質に影響がありません。

むしろ、付着面の湿潤状態は付着力の向上になります。


<営業イチ押し製品>

靭性モルタルライニング工法


靭性モルタルライニングは、特殊軽量ポリマーセメントモルタルにビニロン繊維を混入した靭性モルタルを使用することにより、高い耐久性、耐摩耗性を発揮する新しいライニング工法です。

■靭性モルタルライニング工法の工法紹介へ


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